コロナ禍による長期休校で、オンラインを使った教育を模索する動きが広がった。普及はまだ一部の学校に限られるが、時間や場所に縛られない新しい学び方が、学校での一斉授業になじめなかった子どもたちにも光をもたらしている。
3日午前、東京都台東区の都立白鷗高校・付属中学校。中学3年の教室で先生が、まばらに座る20人とパソコン画面に映る19人の生徒にこう問いかけた。
「この前のwebテストの解説をします。Zoomの人も見えていますか」
1日に学校が再開し、分散登校が続く同校では、学級を半分に分け、教室での対面とウェブ会議システムの同時授業を始めている。
環境の整わない家庭には独自に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル